課外教室として土曜日の6時から開かれています。
この教室では初心者を対象にスケッチに焦点を当てて開催されています。
スケッチ教室≠デッサン教室
デッサンでは陰影をつけたり線の強弱で空間を綺麗に表現することが目標ですが、
ここでいうスケッチは、建築のためのスケッチです。
つまり、描くもののプロポーション(縦横比など)が正確かどうかに焦点が当てられています。
プロポーションを綺麗に保つには、
- 平行線がまっすぐ綺麗に引けて
- 直角が保たれている
- 比率が正しい
ことが最低条件です。
今回は、初回だったのでフリーハンドで
- 平行線
- 正方形
- 1:1.5の長方形
- ひし形(正方形を45°回転させた形)
を描く練習をしました。
正方形の書き方が基本のき
うまく正方形を描くコツは
ズバリ
縦横の平行線が同じ長さになるように配置することです。
一筆書きで書こうとすると直角が保てなかったり台形のように歪んだ四角形になることが多いです。
合計4本の縦横の平行線を描こうとして描くと途中で補正もでき綺麗に描くことができます。
長方形
正方形を元にすれば描きたいプロポーションで表現できます。
例えば1:1.5の長方形だと、
まず、正方形で描いたように平行線を描きます。
三本引けた状態で、縦線を①とし横線が①とその半分の長さになるように縦線を引けば完成です。
ひし形(正方形を45度傾けたもの)
このひし形も、まず正方形を描きその中点を結べば完成です。